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藤田左官のよもやま話~ これからの時期に向けた“体調管理”~

皆さんこんにちは!
有限会社藤田左官、更新担当の中西です。

これからの時期に向けた“体調管理” 秋冬も安全に働く左官職人へ

左官工事は、見た目以上に体力を使う仕事です。

材料を練る。

材料を運ぶ。

コテを使い続ける。

しゃがんで作業する。

脚立や足場で作業する。

一日中身体を動かすこともあります。

さらに左官は、材料の状態や壁の仕上がりを見ながら作業するため、集中力も必要です。

これから秋から冬へ向かい、気温が下がってくると、夏とは違った身体への負担も出てきます。

今回は、これからの時期に左官職人が意識したい体調管理について考えてみます。

秋は気温差に注意

秋は、一日の中でも気温が変わりやすい季節です。

朝は寒い。

昼間は暖かい。

夕方になるとまた冷える。

屋外作業では、この変化を直接受けます。

朝に厚着をして作業を始め、身体を動かして汗をかき、そのまま夕方に冷えてしまうこともあります。

❄ 上着を脱ぎ着して調整する。

❄ 汗をかいたまま休憩しない。

小さな工夫で身体の冷えを防ぐことができます。

冬場は身体が動き始めるまで時間が掛かる

寒い朝は、身体が硬くなりやすくなります。

腰。

肩。

首。

手首。

いきなり強く動かすと痛めることがあります。

特に左官では材料を持ったり、同じ動きを繰り返したりします。

✅ 作業前に軽く身体を動かす。

✅ 肩や腰をほぐす。

数分でも身体を温めてから仕事を始めることが大切です。

左官職人は手首や腕のケアも重要

左官といえばコテです。

一日何度も同じように腕や手首を動かします。

そのため疲労が積み重なると、

手首が痛い。

肘が重い。

肩が張る。

といった状態になることがあります。

⚒ 道具を大切にするように、自分の腕も大切にする。

仕事後には軽く伸ばし、痛みが続く場合は無理をしないことが重要です。

腰を痛めない材料運び

左官材料は重量があります。

一袋の材料。

水。

練り上がった材料。

何度も運ぶことで腰への負担が大きくなります。

特に疲れてくると、

「早く持とう」

として無理な姿勢になることがあります。

⚠ 腰だけで持ち上げない。

⚠ 無理な重量を一人で持たない。

⚠ 足元を確認してから運ぶ。

基本的なことですが、毎日の積み重ねが身体を守ります。

膝の疲れにも気を付ける

土間や低い位置を施工するときには、しゃがんだ姿勢になることがあります。

長時間続けば、膝にも負担が掛かります。

「腰は大丈夫だけど膝が痛い」

ということもあります。

姿勢を時々変える。

休憩時に足を伸ばす。

✅ 同じ姿勢を長時間続けすぎない。

これも大切です。

朝食を抜かない

朝が早い現場では、

「食べるより寝ていたい」

と思うこともあります。

しかし左官工事は、朝から材料を運ぶなど身体を使います。

食事を取らないまま作業すると、午前中に力が出なくなることもあります。

✓ おにぎり

✓ パン

✓ バナナ

✓ スープ

少量でも良いので、身体にエネルギーを入れてから作業しましょう。

冬でも水分を取る

寒くなると、

「汗をかいていないから大丈夫」

と思って水分を取らなくなる人もいます。

しかし実際には、身体を動かせば冬でも汗をかきます。

また、乾燥した空気の中で作業することで水分が失われることもあります。

☕ 休憩時間には水分を取る。

寒ければ温かい飲み物も活用する。

冬でも意識することが大切です。

材料の粉にも注意

左官では、粉状の材料を扱うことがあります。

材料を開ける。

練る。

清掃する。

そのときに粉が舞う場合があります。

作業内容に合わせて、

✅ 必要な保護具を使う。

✅ 周囲の状況を確認する。

✅ 粉じんを吸い込みすぎないようにする。

健康を守ることも職人として重要です。

手荒れにも気を配る

材料や水を扱う仕事では、手が荒れることがあります。

特に冬は空気が乾燥しているため、普段より手の状態が悪くなることもあります。

手に傷ができると、仕事中に気になって集中しにくくなる場合があります。

必要な手袋を使用する。

作業後に汚れをしっかり落とす。

日頃から手の状態にも目を向けましょう。

寒い日の足場作業

外壁の左官工事では、足場で作業することがあります。

寒い日は、

手が動きにくい。

足元の感覚が鈍くなる。

といったことがあります。

また、風が強ければ体感温度も下がります。

⛈ 無理に急いで動かない。

⚠ 足元を確認する。

冬場ほど、いつも以上に慎重な行動が必要です。

雨上がりの作業にも注意

☔ 雨が止んだあとでも、足場や地面が濡れていることがあります。

滑りやすくなっている場所では、転倒に注意します。

また、材料を施工できる下地状態かどうかも確認が必要です。

体調管理だけではなく、

「今日の現場環境で安全に働けるか」

を確認することが重要です。

忙しい日ほど休憩を取る

大きな面を施工していると、

「ここまで仕上げてから休もう」

となることがあります。

左官は材料のタイミングもあるため、区切りが難しい場合もあります。

それでも、疲労した状態で作業を続ければ集中力が落ちます。

✅ チームで役割を交代する。

✅ 状況を見ながら休憩する。

無理を一人で抱えないことが大切です。

疲労を翌日まで残さない

毎日少しずつ疲れが残っていると、週の後半には大きな疲労になります。

仕事が終わったら、

♨ 湯船で身体を温める。

✓ 軽く身体を伸ばす。

✓ しっかり食事を取る。

✓ 睡眠時間を確保する。

特別なことではありませんが、基本を続けることが重要です。

体調不良を隠さない

「熱っぽい」

「めまいがする」

「今日は身体が重い」

という場合、

周りに迷惑を掛けたくないと思って黙ってしまうことがあります。

しかし脚立や足場、工具を使う現場では、体調不良が事故につながる可能性があります。

☎ 早めに責任者や仲間へ相談する。

それも仕事の一部です。

仲間の変化にも気付く

現場では、お互いのことを見ることも大切です。

いつもよく話す人が静か。

動きが遅い。

顔色が違う。

そんな変化に気付いたら、

☺ 「大丈夫?」

と声を掛ける。

自分では無理に気付いていないこともあります。

チーム全体で安全を守ることが大切です。

長く働くための体調管理

左官技術は、一日や一年で身につくものではありません。

長い経験の中で少しずつ技術が磨かれていきます。

だからこそ、身体を壊さず長く働けることが重要です。

✅ 無理な重量を持たない

✅ 適度に休む

✅ 睡眠を取る

✅ 食事と水分を取る

✅ 違和感を放置しない

体調管理も技術を守るための大切な仕事です。

これから寒くなる時期も、仲間同士で声を掛け合いながら、安全第一で一つひとつの現場を丁寧に仕上げていきたいと思います。