オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2026年10月21日

藤田左官のよもやま話~ “やりがい”を感じる瞬間~

皆さんこんにちは!
有限会社藤田左官、更新担当の中西です。

左官の仕事で“やりがい”を感じる瞬間 技術がそのまま形になる仕事

左官工事は、職人の技術がそのまま目に見える仕事です。

コテの角度。

力の入れ方。

材料を取る量。

動かす速度。

少しの違いで仕上がりが変わります。

最初は難しかった作業も、経験を積み重ねることで少しずつ思い通りにできるようになります。

その成長を自分自身で実感しやすいことも、左官の魅力です。

今回は、左官職人が仕事の中でやりがいを感じる瞬間について紹介します。

最初の一面を任されたとき

新人の頃は、先輩の補助から始めることがあります。

材料を運ぶ。

道具を洗う。

材料を練る。

先輩の仕事を見ながら少しずつ覚えていきます。

そして経験を積むと、

「この壁、やってみるか」

と一面を任せてもらえる日が来ます。

⭐ 自分一人で仕上げる責任。

緊張もありますが、それ以上に嬉しいものです。

コテを思い通りに動かせたとき

左官を始めたばかりの頃は、

材料がコテから落ちる。

厚みがそろわない。

思った場所へ材料を付けられない。

ということもあります。

しかし何度も繰り返すことで、

「このくらい力を入れればいい」

という感覚が分かるようになります。

⚒ コテが自分の手の一部のように動く。

そう感じられるようになると、仕事がさらに面白くなります。

施工スピードが上がったとき

職人の成長は、仕上がりだけではありません。

以前は一時間掛かっていた場所を、同じ品質で早く施工できるようになる。

これも技術が上がった証拠です。

ただし、

「早ければいい」

というわけではありません。

✅ きれいに。

✅ 正確に。

✅ その上で早く。

これが職人として目指すところです。

昨日の自分より少し成長できたと感じられることが、やりがいにつながります。

他の職人から褒められたとき

左官職人は、仕上がりを見ると、

「この壁は丁寧にやっている」

と分かることがあります。

経験豊富な先輩から、

「きれいに仕上がったな」

と言ってもらえる。

これはとても嬉しいものです。

☺ お客様からの評価とはまた違う、職人同士だからこその評価があります。

難しい材料を扱えるようになったとき

左官材料にはさまざまな種類があります。

それぞれ、

塗りやすさ。

乾き方。

仕上げ方。

が違います。

最初は扱いにくかった材料でも、経験を積むことで特徴が分かってきます。

「今日は少し乾きが早いから、この順番で進めよう」

と判断できるようになる。

⚙ 材料に合わせて自分の仕事を変えられる。

これも職人としての成長です。

曲面や細かな部分を仕上げられたとき

左官の仕事は、四角い壁だけではありません。

曲面。

細い部分。

角。

階段まわり。

複雑な形の施工もあります。

簡単にはコテが入らない場所で、

「どうすればきれいに納まるか」

を考えます。

小さなコテを使う。

施工順を変える。

少しずつ仕上げる。

✨ 難しい形がきれいに完成したときの達成感は大きなものです。

リフォームで大きく変わった瞬間

古い建物では、傷んだ壁を補修することがあります。

施工前は、

ひび割れ。

汚れ。

欠け。

などがある状態。

そこから下地を整え、新しく仕上げる。

完成すると空間全体が明るく見えることもあります。

☺ お客様から、

「こんなに変わるんですね」

と言っていただけることもあります。

古いものをもう一度きれいにする。

これも左官工事ならではのやりがいです。

自分だけの仕上げをつくれる面白さ

コテ跡を見せる仕上げでは、職人の個性も表れます。

もちろん、お客様の希望に合わせることが第一です。

その中でも、

「この動かし方ならきれいな模様になる」

という自分なりの感覚があります。

✨ 手仕事だからこそ、完全に同じものはできません。

自分の技術がそのまま建物に残る。

それは職人として大きな魅力です。

チームで広い面を完成させたとき

大きな現場では、何人もの職人で施工します。

一人では何日も掛かるような壁を、チームで進めます。

材料担当。

塗り付け担当。

仕上げ担当。

それぞれが息を合わせます。

最後に全体を見て、きれいに仕上がっている。

⭐ チームでつくった達成感があります。

お客様が壁を触って喜んでくれたとき

左官仕上げには、見るだけではなく触って感じられる質感があります。

お客様が完成した壁を見て、

「この質感がいいですね」

と喜んでくださることがあります。

☺ 自分の手でつくったものを気に入ってもらえる。

シンプルですが、職人として非常に嬉しい瞬間です。

数年後も自分の仕事が残っている

施工した建物の近くを通ったとき、

「この店の壁、自分がやったな」

と思い出すことがあります。

自分が仕上げた壁が、その後も使われ続けている。

✨ 仕事が形として残る。

これも左官工事の魅力です。

後輩へ技術を伝えられたとき

自分が経験を積むと、今度は教える側になります。

「コテはこう持つ」

だけではなく、

「ここを見ると仕上げるタイミングが分かる」

と経験を伝えます。

そして後輩が少しずつ上手になっていく。

⚒ 自分が先輩から受け継いだ技術を、次へ渡していく。

そこにも大きなやりがいがあります。

左官は成長が目に見える仕事

左官工事では、毎日の経験が技術として積み重なります。

昨日よりきれいに塗れる。

以前より早くできる。

難しい場所を任せてもらえる。

自分の仕事を後輩へ教えられる。

✅ 一つずつできることが増えていく。

その成長が、そのまま壁や床の仕上がりに表れます。

大変な仕事ではありますが、技術が身につくほど面白さも増えていきます。

これからも一つひとつの現場を大切にしながら、自分の技術を磨き、見た人に喜んでもらえる仕事を残していきたいと思います。